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心療内科医師とは

「全人的医療」を目指す医学の一分野

kafjto心療内科に従事する「心療内科医師」については、その所属する診療科が非常に曖昧な位置づけであるため、広範囲な診療を行う必要があります。そのため、心療内科医師について語るときには、心療内科自体の位置づけについて認識しなければなりません。心療内科とは元来、心身医学(英語ではpsychosomatic medicine)は、患者の身体面だけではなく心理・社会面を含めて、人間を統合的に診察しようとするいわゆる「全人的医療」を目指す医学の一分野であり、心身医学を実践している診療科が心療内科と言われるものです。

世間一般で、よく混同されるのが、精神科ですが、診療の守備範囲は重複するところが多く、一概に両者を区分することはできない現状にあるが、心療内科では、主に「心身症」や「ストレスか」らくる身体症状を扱うということになっています。
これらの混乱は、歴史的背景や政治的背景が見え隠れしており、現実的な診療現場での区分は非常に難しいものになっているのが現状です。

仕事は重大で広範囲

また、心療内科学として医学部の中に講座や診療科持っている大学は数箇所にとどまっている状態です。多くは、精神神経科の中に包含されており、そこで学ぶ医学生が将来「心療内科医師」と称すればそのまま用いることができます。「心療内科」として標榜することが正式に厚生労働省により認められたのは1996年であり、20年に満たない歴史の診療科でもあります。

ひと頃前にテレビドラマなどで「心療内科医師何某」として人気を博したことで本診療科名が一般に認知し始められたことは皮肉というべきでしょう。

そうした背景をもつ診療科である「心療内科」で従事する「心療内科医師」は先程も述べたように心身症など心因的な問題で身体症状を発症している患者と向き合うことになりますが、主要な業務は精神科と同様に問診・カウンセリングが中心になります。「病は気から」という諺の通り、現代では多大なストレスや種々の要因が複合的に錯綜して身体症状を示してしまう時代であることから今後心療内科における医師の仕事は重大で広範囲なものになっていくでしょう。

心療内科と精神科と違い

病気には、ちょっとした不調を感じるものから症状が重く治療を急ぐものまでさまざまなものがあります。中でも増えているのが精神的なストレスが原因で起こる病気です。現代社会はストレスを感じやすい環境が増えており、慢性的にストレスをためている人も少なくありません。

ストレスが原因で起こりやすい病気には心身病、うつ病、自律神経失調症、生活習慣病があります。いつもと違う体調に気付いたら早めに受診することがポイントです。ところで何科を受診したら良いか分からない場合もあります。だるい、胃腸の調子が悪い、眠れない、動機がするなど理由は分からない体調の異変を感じたら内科または心療内科を受診するとよいでしょう。

心療内科と精神科と違いは、精神科は精神の疾患を専門とするところで、心療内科は内科の一部という点です。実際には、体の症状は心の症状と関連して起こることから、精神科には行きにくいという患者さんでも行きやすいように開設されたクリニックであることが多いです。